iphoneでパスワード機能がないアプリにパスワードをかける方法

パソコン・スマホ

iphoneアプリを使用していて、「このアプリ、パスワード機能があれば良いのに・・。」と思った事はありませんか。

会社でグループウェアを使用していて、そのスマホアプリにはパスワード機能がありません。

どこかに置き忘れたり、奪われるなど紛失した場合に、パスワード機能がないとセキュリティ上かなりまずいことになります。

仕事だけではなく、プライベートでもパスワードをかけたいと思うことはあると思います。

私は誰にもスマホを見られたくないので、スマホロックはもちろん、極力アプリにはパスワードをかけるタイプです。

しかし、パスワードかけたいと思っていてもパスワードをかける機能がないアプリは実にたくさんあります。

今回はそんな問題を解決すべく、アプリにパスワード機能をつける方法について調べてみました。

iphoneアプリにパスワードをかける方法① 「ショートカット」を使う

パスワードをかける方法その①は「ショートカット」アプリを使う方法です。

多分「ショートカット」アプリを使われていない方って結構多いんじゃないでしょうか。初めて聞くという方もいらっしゃるでしょう。

ショートカットアプリはiphoneに搭載されているアプリで、様々な条件を設定し、自動的にアプリを実行させることができる便利なアプリです。

使用用途は様々で、あなたに合った自動化をしてくれます。

例えば、

・iphoneに「今から帰宅」と話すと、家族にメッセージで通知してくれる。
・買い物に行く時間帯に合わせて買い物メモを表示してくれる。
・ホーム画面からのyoutube検索
・決まった時間にスケジュール・メモ画面を開く
・簡単に声でメモ入力するショートカット
・一定の条件でアプリを開く       など
上記はごく一部例です。機能の使い方を知れば、自分に合ったショートカットを作ることができますよ。
今回は上記例の一番下、「一定の条件でアプリを開く」を使用してアプリにパスワード機能をつける方法をご紹介します。

1.パスワードをかけたいアプリをホーム画面から削除する

パスワードをかけたいアプリを長押しして、「APPを削除」を選びます。

「ホーム画面から取り除く」を選択します。

 

これでホーム画面からアプリが削除されました。
削除といっても完全に消去されたわけではなく、見えなくなっているだけです。

右へスワイプすると『Appライブラリ』が表示されますが、そのライブラリの中に該当のアプリは存在します。あくまでホーム画面から消えただけになります。

2.条件付きショートカットを作成

ホーム画面のパスワードをかけるアプリを非表示にしたら、次にショートカットアプリを開きます。

1.スマホにショートカットアプリがない方はAppストアからダウンロードを行ってください。

2.アプリを開いたら、右上にある+をタップ(押す)してください。

3.次に「アクションの追加」をタップ。
4.画面上部の検索に「入力の要求」を入力します。
5.画面下部に入力の要求が表示されるのでタップしてください。

 

 

 

 

 

 

 

6.「プロンプト」をタップし、「if文」を選択。「テキスト」を要求のテキストをタップし「数字」を選択する。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

7.もし指定入力が「条件」ならばの「条件」をタップし「次と等しい」を選択。

 

 

 

 

 

 

8.次と等しい「数字」ならばをタップして、パスワードの数値を入力してください。(例では4649)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

9.検索バーをタップして「スクリプティング」を選択。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

10.「Appを開く」を選び、「Appを開く」を押したまま、「もし指定入力が「条件」ならば」の下の位置まで移動させてください。

 

 

 

 

 

11.「Appを開く」の「App」をタップしてパスワードをかけるアプリを一覧から選択してください。(例ではtwitter)

 

 

 

 

 

12.ショートカットアイコンの右側に「アプリ名」を入れて、その右側の青アイコンをタップします。

 

 

 

 

 

13.「ホーム画面に追加」を押してショートカットをホーム画面上に表示させます。

 

 

 

 

 

14.作成したショートカットアイコンをタップして、パスワードを要求され、入力後アプリが開けば成功です。違った数字を入力するとアプリは開きません。

※こちらのパスワード設定はあくまでショートカットを使用してパスワードを求めるものです。

Appライブラリの中にあるアプリから直接開くとパスワード機能はありませんので、あくまでちょっとした保険程度になります。かならず元のアプリはホーム画面には表示しないようにしましょう。

iphoneアプリにパスワードをかける方法② 「スクリーンタイム」を使う

ショートカットを使用する方法とは別に、「スクリーンタイム」を使う方法を紹介します。ショートカットではAppライブラリからアプリを起動されてしまうと意味がないため、私はこのスクリーンタイムを使用する方法と2つ組み合わせて使用しています。

スクリーンタイムとは

簡単に言えばIphoneの使用状況を教えてくれる機能です。

どのアプリをどのくらいの時間使用し、Webサイトを閲覧した時間など詳細に教えてくれます。

自分自身の使用時間を把握する以外にもお子さんの使用状況を確認するのに使用されたりします。

またこの機能では、ある一定の時間を経過したらアプリを強制的に終了し、閲覧できなくすることができます。この機能を生かしてパスワードロックをかけます。

スクリーンタイムでアプリをパスワードロックする方法

それではスクリーンタイムでパスワードを設定する方法です。

1.『設定』を開きます。

2.『スクリーンタイム』をタップします。

3.『スクリーンタイムをオンにする』を選択

4.iphoneからの問いに答える。
(続ける・これは自分用のiphoneですを選択)
※使用状況によってはこの内容は表示されないかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

 

5.『スクリーンタイム・パスコードを使用』を選択
お好きなパスワードを入力してください。

6.『App使用時間の制限』を選択します。

7.制限の追加をタップ

8.パスワードをかけたいアプリを選択する。
ここでは例としてエンターテイメントの中から「youtube」を選択。

9.閲覧制限がかかるまでの時間を設定する。
アプリにパスワードをかける目的なら最短の1分にしましょう。

10.アプリを開いて設定した時間が経つと、強制的に下記画面に切り替わる。

1回目はパスワードを入力せずとも時間延長ができるが、2回目からはパスワードを入力しないとアプリを使用することができない。

この状態になればアプリにパスワード機能が付いたことと同じ状態になり、ホーム画面ではアプリアイコンが暗くなって、タップしても上記画像になり、パスワード入力を求められます。

ショートカットの方法とは違ってアプリそのものにパスワードがかかりますが、一度時間制限を延長しないといけないのが面倒です。
また、日付が変わると時間制限が解除されるので、その都度延長しないといけないです。

まとめ

iphoneアプリにパスワードをかける方法2つご紹介しました。

どちらにしても欠点がありますので、うーんとイマイチな感じですが、全く無いよりは良いかなと思います。前述したとおり、私は両方組み合わせて使用しています。

もっと簡単にパスワードをかける方法があると良いんですけどね。

スマホアプリのセキュリティを上げたいのであれば、ぜひ一度試してみることをお勧めします。