macにwindowsをインストールしてどちらでも作業できる環境を作ろう

パソコン・スマホ

前の記事で「chrome リモートデスクトップ」をご紹介し、OSが違う場合でも操作することができて便利ということをお伝えしました。

しかし、リモートを使わずして「macでwindowsを使用したい」と思うこともあるでしょう。普通では考えられないことですが、実はmacでwindowsを使うことは可能です。

お恥ずかしい話ですが、私がこの考えに至った理由はこの私のmacbookでwindowsゲームがしたいと思ったからです。今までは別部屋にある家族のPCをリモート使用してゲームをしていました。でも3Dのゲームでは操作に不具合が出るなどがあり不便だったんです。

現在はリモート無しのmacbookでwindowsゲームを楽しんでいます。ゲームに限らずmacでwindowsを使用できることは大変便利ですよね。でもそれを行うためにはmacにwindowsをインストールする必要があります。

今回はmacにwindowsをインストールし、macでmac・windowsどちらでも作業できる環境の作り方についてまとめていきたいと思います。

Boot Camp アシスタントで Mac に Windows 10 をインストールする

これからご紹介する方法はmacならどれでも良いというわけではないようです。まずは貴方が使用されているmacが対応できるものなのかを確認してみましょう。

対応できるかどうかはアップルの公式ページにて公開されています。

Mac に Windows 10 をインストールするために必要なもの

Boot Camp を使うには、Intel プロセッサを搭載した Mac が必要です。

MacBook (2015 年以降に発売されたモデル)

MacBook Air (2012 年以降に発売されたモデル)

MacBook Pro (2012 年以降に発売されたモデル)

Mac mini (2012 年以降に発売されたモデル)

iMac (2012 年以降に発売されたモデル)

iMac Pro (全モデル)

Mac Pro (2013 年以降に発売されたモデル)

〜アップル公式HPより〜

詳細は下記からどうぞ。

Boot Camp アシスタントで Mac に Windows 10 をインストールする - Apple サポート (日本)
Boot Camp を使って Mac に Windows 10 をインストールする方法をご紹介します。

macにwindowsをインストールする方法

お使いのmacの確認が終わったら早速設定していきましょう。

PCの設定・インストールに関しては「重要な部分」に触れますので自己責任でお願いします。

1.windows10イメージファイルをダウンロードしよう

まずはbootcampアシスタントで動かすwindows10イメージファイルを手に入れます。

下記のURLからファイルをダウンロードしてください。

Windows 10 のディスク イメージ (ISO ファイル) のダウンロード

①エディションの選択 ➡︎「Windows10」を選択しましょう。選択したら確認ボタンをクリックします。

ダウンロードページのエディション選択画面

②次の言語の選択画面では「日本語」選択、確認ボタンをクリック。その後のbit選択では「64bit」を選択しましょう。64bitダウンロードをクリックするとダウンロードが始まります。

2.bootcampの設定

次にbootcampの設定です。
※肝心のbootcampの説明画像を残すのを忘れていました。解りにくくてすいません。

launchpadのその他から、またはSpotlight検索をしてbootcampアシスタントを起動させます。

bootcampアシスタントを起動させたら、パーテション作成場面で先ほどダウンロードしたwindowsのisoファイルと紐付けしていきます。

途中パーティション容量を決める画面が表示されます。容量は小さいとエラーが表示され作成することができません。最初に表示される126GBでは容量不足なのかできませんでした。

大きすぎてもMacでの容量が小さくなってしまうので良くないかと思います。私の場合は3割くらいで設定しました。

PCをMacOSに一本化する場合には再度bootcampを開いて復元する
PCをMacOSに一本化する(元に戻したい)場合には再度bootcampを開いて復元する
(画像はWindows導入時には関係のない画像です。)

途中ライセンスキーを求められる場面があります。そこでは「プロダクトキーはありません」をクリックしてください。キー無しでも次に進むことができます。

次のOS選択画面では「windows10 pro」を選びましょう

その後の設定はインストールの種類「カスタム」で、インストールの場所は容量など見ながら正直「適当」に選んだような覚えがあります。

wi-fi設定画面が表示されますが後にもできます。私はその場で設定しました。

ここまでで設定は終了になります。設定画像がありませんでしたが、無事macにwindowsをインストールできたでしょうか。

OSの切り替え方

macとwindowsの切り替え方ですが、電源を入れてロゴマークが出るまでoptionキーを押しっぱなしにすることで切り替えができます。

windowsをインストールした後は何もしなければwindowsがデフォルトで立ち上がってしまうかもしれません。そのままで良ければ構いませんが、通常をmacで立ち上げたい場合は一旦Macosで立ち上げ、システム環境設定から起動ディスクを選択し変更しましょう。

アップルメニューからシステム環境をクリック
アップルメニューからシステム環境をクリック
システム環境設定から起動ディスクを選ぼう
システム環境設定から起動ディスクを選ぼう

起動ディスクでは起動時のOSを選択することができるのですが、通常ロックがかかっています。左下にある鍵のマークをクリックしてパスワード、もしくは指紋によって解除してから選択できるようになります。

起動ディスクを選択するにはロックを外すことが必要
起動ディスクを選択するにはロックを外すことが必要

最後に・・

macにwindowsを動かせる環境を作るとできることが格段に広がります。

あまりに普通にwindowsが動くのでPCを買う際にwindowsを買うか、MacBook proを買うか悩んでいたのは私は何だったのだろうと思ってしまいました。

繰り返しになりますけども今回ご紹介した方法は無料でできるものですが、決して推奨するものではありません。自己責任でお願いします。

でもやっぱりmacでWindowsが使える環境は最強だと思います。気になる方はぜひ試してみてください。