Macで便利なメールアプリ「Spark」を使おう。無料なのに簡単な操作で楽々メール管理。

パソコン・スマホ

みなさんはどんなメール管理をされていますか。

gmailやoutlookの方が多いのではないでしょうか。

gmailはメール管理に大変便利ですが専用のドメインのみですし、独自ドメインのメールも転送などで管理できますがいちいち転送の設定をする必要があります。

gmailドメインなら問題ないのですが、仕事で使用する場合には独自ドメインを使用する場合がほとんどでしょう。

ビジネスユーザー向けの「G suite」であれば独自ドメインを使用することができますが、残念ながら2022年8月から有料化になりました。outlookも素晴らしいソフトですが、機能面で少し物足りなさを感じます。

そこでMac・iphoneユーザーであるなら無料で使用することができるメールアプリ『Spark』をお勧めします。

今回はMacの無料メールアプリ『spark』についてまとめてみました。

メールアプリ『spark』とは

メール管理アプリ「spark」のアイコン
メール管理アプリ「spark」

Sparkは、Readdle 社が提供する iOS、macOS、Android 端末向けの電子メールアプリケーション

ウィキペディア(Wikipedia)より

大変便利なメールアプリですが、windowsでは現在使用できません。ですがWindows版を開発中とのことで、もうしばらく待てばwindowsでも使用できるようになると思います。

有料版もありますが無料版でも十分に使えますし、無料版でも広告が一切ないところもsparkの良いところです。

『spark』の主な機能

sparkの主な機能についてまとめてみました。

1.複数のメールアドレスを一括管理できる

sparkでは複数のメールアドレスを管理できます。gmail・yahoo・icloud・outlookなどの一般的なメールから独自ドメインのメールアドレスまですべてのメールを管理することが可能です。

これによりgmailやyahooにわざわざログインしなくてもメールチェックなどができるため大変便利です。

sparkで管理するようにすればgmail・yahooメールアプリなどは必要ないかもしれません(iphone)

2.スワイプ機能が便利

sparkはスワイプ機能が大変便利です。

スワイプとは画面に触れて操作するタッチパネルの基本的な操作方法の一つで、指を触れたまま特定の方向になでること。画面のスクロールやスライダーの移動などで用いられる。“swipe” は「拭い取る」の意。

IT用語辞典 e-Words様より

sparkでは4つのタイプのスワイプで機能を振り分けることができます。

①sparkの「設定画面」から「スワイプ」を選択(iphone)

sparkの設定画面
sparkの設定画面

②スワイプの詳細画面が表示される。ここで各スワイプに対してどのような機能を持たせるか選択できます。

スワイプ設定画面
スワイプ設定画面

③機能は色々と選べます。

機能選択画面
機能選択画面

ちなみに私はスワイプ機能は2つしか持たせていません。誤動作防止のためです。削除やファイルの2つですね。

3.パスワード機能(ipad・iphone)

sparkにはパスワード設定をすることができます。gmailアプリなどはアプリを開いた時にパスワード機能がなく、万が一紛失した場合などにメールを見られてしまう危険性があります。

sparkではパスコードやTouch IDを使用することができ、設定画面からすぐに要求にチェックを入れておけば、開く度にパスワード確認されるので安全です。

1.設定画面からセキュリティを開きます。

sparkの設定画面
sparkの設定画面

セキュリテイ画面で、パスワード保護にチェックを入れます。パスワードを設定してもtouchIDにチェックを入れた場合、touchIDが優先され、キャンセルを押すとパスワードモードになります。パスワードのみにしたい場合はtouchIDを外しましょう。

セキュリティ設定画面
セキュリティ設定画面

これでsparkを開く度にパスコード若しくはTouchIDを求められます。

4.メールの内容をPDF化して保存できる

sparkではメールの内容をPDF化し、evernoteやDropbox・onedrive(iphoneの場合)またはiphoneに保存できます。重要なメールなどを簡単に外部アプリに保存することができるので大変便利です。

但し、Dropboxやonedriveは事前にログインしておかなければなりません。

【例としてDropboxに保存する場合】

メールのテキスト画面から右下の「•••」を選択。

メールのテキスト画面
メールのテキスト画面

onedriveを選択する。(表示されていなければ、onedriveにログインできていません。)ファイルを選択すればiphone内にPDFとして保存されます。

phone版の保存先画面
iphone版の保存先画面
保存画面
保存画面

ファイル名を変更し、テキスト・PDFでの保存をどちらかを選んだら、右上の保存ボタンで完了です。

PC版では、Dropboxなどへの書き出しはできないようです。Evernoteは連携可能。

PC版での書き出し設定画面、onenoteやEvernoteは使用可能
PC版での書き出し設定画面、onenoteやEvernoteは使用可能

sparkのメール設定方法(Macメールアプリ版)

Macでのメール設定方法です。今回はGmailの登録を例としました。登録はとっても簡単です。

①sparkのメール画面の左のメニューからその他をクリックします。

spark画面左のメニュー
spark画面左のメニュー

②その他をクリックしたら、アカウント追加をクリックします。

その他画面のアカウント追加を押そう
その他画面のアカウント追加を押そう

③どのメールなのかを選択する画面が表示されます、今回はGmailを例としていますのでgoogleをクリックします。(※独自ドメイン登録はアカウント手動設定になります。)

④googleを選択するとGmailが開きます。登録したいメールアドレスを選択しクリックすることでsparkでのメール登録が完了します。非常に簡単ですよね。

mailの選択画面、登録したいメールアドレスを選択しよう
Gmailの選択画面、登録したいメールアドレスを選択しよう

sparkのメール設定方法(iphoneメールアプリ版)

iphoneでsparkのメール登録方法です。

①sparkアプリを起動したら左上の「三」をタップし、メニュー画面を表示させます。メニュー画面の一番下の設定をタップします。

②設定画面を開いたら一番上にある「メールアカウント」をタップ。

sparkメール設定画面
sparkメール設定画面

③メールアカウント画面では「アカウント追加」をタップ、「個人メールアカウント」を選択します。

④「サービスに接続」では使用されるメールに合ったものをお選びください。gmailの場合はgoogleを選択。

⑤登録したいメールのアカウントを選択して登録完了です。こちらも簡単です。

最後に・・

メール管理アプリ「spark」についてでした。

sparkはWindowsでは使用することが今のところできませんが、Macのメールアプリとしてとても優秀だと思います。

私はGmailを多く使用しているのですが、本業のメールをGmailアプリで、プライベート・副業をsparkで管理しています。

設定なども簡単ですし、操作方法も楽なのでお勧めできるアプリの一つです。

もしメール管理アプリをお探しなら使用してみてはいかがでしょうか。