システム管理者として日々奮闘している毎日。
先日、上司から会社の構成管理台帳が古くなったので更新してほしいと依頼がありました。
システム管理者として経験の少ない私は「構成管理台帳ってなんだろう?」と疑問に思い調べてみることに。
今回は構成管理台帳作成について学んだことをまとめてみました。
構成管理とは?
そもそも構成管理とはどういったものなんでしょうか。
すごく簡単に言うと構成管理は社内のIT資産・ネットワークを最適に使用できるようにとりまとめたものです。
そしてそれを一覧化したものが構成管理台帳といい、会社によってはPC(パソコン)管理表とかIT資産管理表とか呼び名が様々あるようです。
構成管理台帳作成の目的は先ほど述べたように、社内のIT資産を簡単に把握するためであり、トラブルが起きたときの解決に役立ったり、新しい設備を導入した時、社内ネットワークの確認時に役立ちます。
そのため、構成管理台帳は常に最新のものでなくてはなりません。
最新の設備を導入または古いPCを廃棄したり、IPアドレスを変更したなど変更があった際には都度内容を更新しなくてはなりません。
構成管理台帳のフォーマット
では構成管理台帳ではどのようなことがまとめてあると便利なのでしょうか。
調べてみるとこれもそれぞれの会社でフォーマット(書式)が違うようですね。会社の規模によって違うのも見受けられます。
私の会社の構成管理台帳の項目は下記の通りでした。
- 配置部署名
- 機器の種類
- PC・機器の名前
- PC・機器の型番
- OS
- CPU
- HDD容量
- メモリ
- モニター
- ソフトウェア
- ライセンスキー
- メインユーザー
- セキュリティソフト・更新日
- PCの購入日
- 備考欄・特殊なソフト
これらをエクセルの表にまとめています。それでは詳しくみていきたいと思います。
1.配置部署名
まず始めに配置部署名です。そのPCがどこの部署で使用されているかですね。
PCは部署によって使用するソフトも違いますし、もちろん使用者もその部署の人が使用するでしょう。
総務・経理部となれば、重要な個人情報・企業情報を管理しますのでネットワークを別で設けるなどしなくてはなりません。
部署を明確にしていれば部署ごとでの管理ができるので大変便利です。
2.機器の種類
IT資産と言えばパソコンだけをイメージしがちですが、パソコンと言ってもサーバーもありますし、タブレッドなどもあります。また他にもプリンタ、ソフトウェアなども資産になります。ここでは機器の種類が何なのかをまとめています。
3.PC・機器の名前
PCには識別するために名前を付けれることはご存知だと思います。仕事用ですと「EIGYO1」とか「SOUMU1」とか使用する部署名で付けられることが多いですよね。
もし名前が解らなくなった場合には、画面左下の「スタートメニュー」から⚙マークの「設定」をクリックし、設定が表示されましたら「システム」をクリック。
画面左側の詳細表示をクリックするとデバイス名(PCの名前)が表示されます。この方法は下記のCPUやメモリについても確認することができます。
4.PC・機器の型番
今度はPC・機器のメーカー型番です。この情報を持っておくことで、その機器の詳細情報を調べることができます。またプリンタなどはドライバを取得するためにもメーカー型番が簡単に解ると便利ですね。
5.OS
次にPCのOSを調べてまとめています。ウチの会社では流石にwinXPは使用することがなくなりましたが、7は使用しています。
OSによって操作や設定方法が違うので、新しいOSに変わる度にある程度操作方法を学ぶ必要があります。今の最新はwin11でしょうか。また勉強しないといけません・・。
OSが古くなったりするとサポート終了になります。その場合に更新すべきPCがいち早く分かり大変便利です。
調べ方は先ほど同様、設定のシステム、詳細表示(バージョン情報)で調べることができます。
6.CPU・メモリ・HDD容量
コンピューターは恐ろしいスピードで進化していきます。新しいパソコンと思っていたのに、1年経たずとも季節が変わればもう古いパソコンとなってしまいます。
それに伴ってCPU・メモリ・HDDなどもどんどん性能を上げていくため、すぐPC動き(処理)が遅くなったりするものです。
こういった情報をまとめておくと対応が楽になります。特にメモリ・HDDなどは増設できる場合もありますし、HDDは今SSDという早く読み込みできるものに変更できたりします。
また、CPUは買い替えの判断にも使えますので管理項目としてまとめておくと良いでしょう。
7.モニター・ソフトウェアライセンス
どのPCにどのソフトウェアが入っているか、ライセンスは何を使っているか調べておくことが大変重要です。
モニターやソフトウェアライセンスなどは控えておき一覧化することで、エクセルの計算式を用いて空きなどを簡単に見つけることができます。また、同時にライセンスの重複を防ぐこともできます。
使用部署ごとに必要なソフトウェアがあるので、そのソフトがインストールされているか確認にも役立ちます。
8.メインユーザー
次にそのPCを誰が使うのかです。よく使うユーザーをメインユーザーとして登録しその他ユーザも登録しておきます。万が一故障した際に、そのPCのユーザーをいち早く特定できます。
また、アカウント管理として使用することができるので、知らないアカウントが作成されていたり、不正アクセス防止する効果もあります。
9.セキュリティソフト・更新日
今やセキュリティソフトはPCにとって不可欠なものです。それは仕事でも家庭でも同じです。
小規模な会社ならPC台数が少ないので目が届きますが、中規模、大規模となってくるとそうはいきません。なのでセキュリティソフトの有無、ソフト名を登録しておきましょう。
さらに大事なのが更新日です。更新がされていないと、ウイルスの進化にソフトが追いついていけません。更新日も登録し、エクセルの計算式などを使って更新日が近づいたら自動で色が変わるなどの工夫をしましょう。
10.PC購入日
次にPC購入日です。購入日を登録しておくことで、買い替えの判断にも使えますし、故障した際に保証期限内かどうか確認ができます。
11.備考欄
最後に備考欄です。ここではリース品や、取引先との共有資産だったり、特別なソフトを使用しているなど他のPCにはない特徴などを登録するようにしています。
最後に・・・
上司に依頼されて構成管理台帳を最新にするため社内のPC機器類を調査しましたが、更新されていない情報がたくさんありました。
やはり常日頃から意識しておかないと更新すべき時を見逃したりします。
今回調査するにあたって感じたことは社内のルールを見直す必要があるなと思ったことです。
会社に関係ない機器が持ち込まれていたり、知らないwi-fiが存在していたりと頭を抱えることがでてきました。
まだまた新人システム管理者として苦悩する日々が続きそうです。
が・・頑張ります。